いよいよ正式公開となったInternet Explorer 7。まだ英語版のみの公開だが、日本語版の正式公開前にひと足早く新機能を試してみよう。まずは初期設定までを行った。
10月19日、米MicrosoftがInternet Explorer 7を正式公開した。日本語版は今後の公開となるが、それでも英語版は同社サイトから無料でダウンロードできる。ひと足先にIE 7を試してみよう。なお、対応するOSは、Windows XP SP2、Windows XP 64-bit Edition、Windows Server 2003 SP1などだ。
まずは、MicrosoftのサイトでIE 7をダウンロードしてみよう。右上の「download」をクリックして、ダウンロードページへアクセス。インストールするPCのOSを選択して「download」ボタンを押そう。
ダウンロードすると、インストールが始まる。内容的に難しいことはない。「Next」や「I Accept」などを押していればインストールは完了する。なお、インストール時に、IEに関係する最新パッチなどを同時にダウンロードする選択肢も選べる。これまでパッチを適用していなかった人はここで適用するのも手だ。
インストールしてIE 7を起動するとセットアップ画面が表れる。もちろん、この画面だけでしか設定できないものではないが、最初にある程度は設定してしまおう。設定項目は以下の4つだ。
この中で必須項目は、デフォルトの検索エンジンの選択だけだ。インストール時はGoogleなので、このままでも問題ないユーザーもいるはず。とはいえ、Yahoo! JAPANやMSNサーチなどのWeb検索エンジンのほか、Amazon.co.jpなどの専門検索も選べるので好きな検索エンジンを選ぶのもいいだろう。
さっそくAmazon.co.jpの検索サイトを登録してみよう。まず各種検索エンジンが表示されてるページから、リンクをクリック。
続いてはOptional Settingsに移る。まずはフィッシング詐欺フィルタ。この機能もIE 7から搭載された機能で、有効にすればフィッシングサイトだと思われるサイトへアクセスしようとすると警告が出るようになる。Microsoftのフィッシングサイトデータベースに照らし合わせて、怪しいサイトかどうかを警告するシステムで、有効にしておいた方がいい。なお、初期設定では無効になっているので、チェックを入れておこう。ただし、完璧ではないので警告が出ないからといって安心しすぎるのも問題だ。あくまで補助的な意味合いで利用するのがよいだろう。
後は、ClearTypeフォントの設定とヘルプページの言語設定。こちらは最初から選択されているので、日本語ユーザーであれば初期設定のままで問題ない。
さて、ここまででひとまずは初期設定を終了した。次回はタブブラウザやRSSリーダー機能などをチェックする。
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